明日、5月24日に発売される椎名林檎さんの歴史的名盤『無罪モラトリアム』と『勝訴ストリップ』の180g重量盤アナログLPレコードが届きました!
確か先月の中頃だったでしょうか、椎名林檎さんのデビュー25周年を記念して、オリジナルアルバム6作品に、リミックスアルバム「百薬の長」を加えた全7作品のアナログ盤が一挙リリースされるというアナウンスが突然!?ありました。
これまでにも過去の作品のアナログ盤リリースはありましたが、今ではそれらが数万円でネットオークションなどで取引される始末・・・。
なので、今回の唐突とも思える発表に歓喜した方も少なくなかったのではないでしょうか。
しかも今回リリースされるアナログ盤は、24bit/96KHz高音質マスターから2023年に新たにカッティングされた180g重量盤30cmLPの2枚組ということで、その音質にも大いに期待ができそうです♪
ただ、残念なことに、いずれも初回プレス分のみの数量限定発売ということなので、イニシャル枚数がどの程度だったのかはわかりませんが、買い逃した方も多かったかも知れません。
それにしても180g重量盤2枚組で、価格が¥4,180とは結構良心的な価格設定ではないでしょうか。というのも、来月リリース予定のジャズの歴史的名盤『Waltz For Debby』が同じ180g重量盤で、こちらは1枚仕様ながら価格は6〜7千円前後と、外盤ながらいい値段します・・・。
全世界的レコードブーム、円安、生産コストや物流コストの上昇、などなど、理由は色々あるにせよ、ミュージックラヴァーにとってはなかなか厳しい状況ではあります。
なので、購入の際には「どうしても欲しい!」と思えるタイトルを吟味してポチるようにはしているのですが、毎月のように「どうしても欲しい!」アルバムがリリースされるので、相棒にも睨まれる始末・・・。う〜む、困ったものです、ハイ・・・www
さてさて、そんな話はさておき、今回届いた『無罪モラトリアム』と『勝訴ストリップ』の180g重量盤アナログLPレコードですが、どちらのアルバムも、まさかの2枚組なので、ジャケットを手に取ると、ズシリとした重さを感じます。
そして、ジャケットや盤の仕上がりですが、流石!ジャパンクオリティ!と言えるほどの完璧さです♪素晴らしい!
で、そのサウンドですが、正直、聴くまではCDとの違いはないかもなぁ〜、それどころか、やっぱCDの方がいいんじゃないかなぁ〜、な〜んて思っていたのですが、その予想は完全に覆される結果となりました。
いやぁ〜、この歴史的名盤『無罪モラトリアム』と『勝訴ストリップ』を、こうしてヴァイナルで聴けるという幸せ♪
まさに今回リリースされた24bit/96KHz高音質マスターの180g重量盤から繰り出される圧倒的な重量感と鬼気迫るサウンドは必聴ものです!
しかもこのサウンドを爆音で聴ける幸せっ!!これはCDでは再現できないかも知れません。
デビューアルバムの『無罪モラトリアム』のリリースが1999年、続く2ndアルバムの『勝訴ストリップ』が2000年リリースとは、ホント、改めて今こうして聴き直してみても、その鮮度は全く色褪せることはありません。やはり、歴史的名盤です!
ソフィア・コッポラ監督の2004年に日本でも公開された映画『ロスト・イン・トランスレーション』のサントラのヴァイナルが再発されたので、思わずポチってしまいました♪

ジャケ写の「お尻」は、主演のスカーレット・ヨハンソンさんの、それです!映画の冒頭のシーンで観ることができます。
今では考えられない「お宝映像」と言えそうです・・・www
もう、この映画、何回観てるかわからないほど観ています。そのくらい大好きな作品です。もちろん、音楽も♪
馴染みの懐かしいスポットでのシーンの数々、北村信彦さん、藤原ヒロシさん、NIGOさん、HIROMIXさんといった、当時の渋谷・原宿&代官山の顔的存在のみなさんが出演していたりと、リアルタイムで自分も遊んでいた当時そのままを想い出させてくれる作品だからかもしれません。
信藤三雄さん監督による映画『代官山物語』もそうですね。
