★ カセットテープとNakamichi(ナカミチ)の3ヘッドカセットデッキのこと

ここ数年、欧米だけではなく、日本でもちょっとしたレコードブームになっています。

気づけば自分もここしばらくはレコードばかり買っているという状況です・・・(苦笑)

そのすべてが良い!というわけではありませんが、明らかにCDやハイレゾ音源より音が良かったり、アート性すら感じるLP盤のアルバムジャケットは、思わず部屋に飾っておきたくなるものも少なくありません。

「この音、最高だよな〜♪」って思えるレコードに出会ったときは、本当にハッピーな気分になります♪

そのレコードが誕生してからおよそ100年後の1963年に、オランダの大手電機メーカー、フィリップスカセットテープを発表します。

先月、そのカセットテープの製品開発責任者たっだフィリップス社ルー・オッテンスさんの訃報をニュースで知りました。

記事によると、世界中で親しまれたカセットテープの販売数は実に1,000億本を超えているとみられているそうです。実感がわかない数字ですが、スゴイ!ということは感じますよね。

日本でも、特に昭和世代の方々にとってはカセットテープは音楽とは切り離せない存在であったと思います。特にSONYウォークマンの誕生や小型カセットテープレコーダーブームカーステレオの普及などによるところも大きいとは思いますが、レコード同様、CDの出現によってその人気は衰えていきました。

ただ、ここのところのレコードブームほどではないにせよ、海外のメジャーアーティストはもちろん、一部の日本のアーティストも新譜をリリースする際、CDやレコードのほか、カセットも販売するケースが見受けられます。

まぁ、海外アーティストの場合は、新譜だけではなく旧作もカセットが販売されていることが少なくありません。そして、そのカセットテープが日本でもタワーレコードやHMVといったオフラインショップだけではなく、Amazonなどのネットショップでも手軽に購入できるようになってきていることは、ミュージックラヴァーにとっては嬉しい限りです。

「いや、いや、チョット待ってよ、カセットテープなんて・・・」と思う人も少なくないかもしれません。「カセットテープ=音が悪い、音が籠もって聴こえる」と思っていませんか?!

実は、自分もNakamichi(ナカミチ)製の3ヘッドカセットデッキに出会うまでは、ずっとそう思い込んでいました・・・・・(苦笑)

Nakamichi(ナカミチ)」と聞いて、「カセットデッキ」を連想するより、タワーレコードやHMVの「CD試聴機」を思い浮かべる人のほうが多いかもしれませんね。

明治通りの恵比寿と渋谷のちょうど中間地点、並木橋の交差点より少し恵比寿寄りに、そのNakamichi(ナカミチ)の本社ビル(ショールーム?)があって、1階の歩道側にはCD試聴機がディスプレーされていたのを今でもよく覚えています。

とても残念ですが、メーカーとしての存在がなくなったNakamichi(ナカミチ)ですが、今でもNakamichi(ナカミチ)製のカセットデッキの人気は高く、USEDを扱うオーディオ専門店やオークションなどでは高値で取引されています。中でもNakamichi(ナカミチ)製のカセットデッキの最高傑作と言われている「DRAGON(ドラゴン)」で、程度の良いものであればかなりの高額で取引されています。

Nakamichi DRAGON

まぁ、販売当時の価格が26万〜28万円弱ということですから、カセットデッキ単体として考えれば、ビックリするくらいの破格値です。

仮に「DRAGON(ドラゴン)」が発売されていた頃(1982〜1990年)、自分自身が社会人としてそれなりの収入があったとしても、気安く買える金額ではありません。

子供ながら、どうしてNakamichi(ナカミチ)製のカセットデッキって、こんなにバカ高いんだろう?!って思っていました。

とはいえ、一度はNakamichi(ナカミチ)製のカセットデッキの音を聴いてみたいとずっと思っていたのも事実です。

そして数年前、幸いにして、Nakamichi(ナカミチ)製の3ヘッドカセットデッキのレストア済みの良品を格安で手に入れることができました。

一口にNakamichi(ナカミチ)製の3ヘッドカセットデッキといっても種類や発売時期は様々ですが、購入したのは1990年頃に発売された「Nakamichi CassetteDeck1」という機種の中古品で、その当時の販売価格は¥99,800だったそうです。

Nakamichi CassetteDeck1

DRAGON(ドラゴン)」ほどではありませんが、それでも簡単に「ハイ!買います!」とは言えない価格です。

で、「Nakamichi CassetteDeck1」の購入と合わせて、ネットオークションでメタルテープを何本か落札しました♪

そして早速手始めに、普段リファレンス音源としても使用しているビル・エヴァンス・トリオの『ワルツ・フォー・デビイ』オスカー・ピーターソン・トリオの『プリーズ・リクエスト』アナログLPレコード(いずれもアメリカの「Analogue Productions」重量盤)を録音&再生してみました・・・・・。

さて、その結果ですが・・・・・、

いやはや、これが本当のカセットテープの音なのかっ!!!って、ブッたまげるほどの衝撃で、度肝を抜かされてしまったのでした。

正直、この音を聴いていたら、あの高額とも思える価格でも、Nakamichi(ナカミチ)製の3ヘッドカセットデッキを買っていたと思います。

そのくらいの高音質です!!価格以上の価値があると断言できます!!こりゃ、未だに人気で、高値で取引されているということに納得ができます。

ラジオ局に常設されていたTEAC(ティアック)製TASCAM(タスカム)製カセットデッキでも、これほどまでの高音質は再現できませんでしたから。

音質の優れたアナログレコードを聴くのも十分、音楽を堪能できるのですが、Nakamichi(ナカミチ)製の3ヘッドカセットデッキで聴く音楽もまた、最高!!なのであります♪

機会があれば、是非、聴いてみてください。きっと誰かさんのように度肝を抜かされますよ。(笑)

ホント、オーディオってと、とてもとても似ている気がします。高性能をうたうスペックだけでは計り知れない、実際に体感してみないとわからない本当の素晴らしさ。

どちらも、このトキメキがあるからやめられないのかもしれませんね・・・・・(苦笑)

パーソン

Nakamichi is great!!

ニコラス

I think so,too!

ダブ

Boo!Boo!Boo!

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この記事を書いた人

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