先日、Amazonプライム・ビデオで、昨年、2020年12月、日本でも劇場公開された映画『ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢(THE HIGH NOTE)』を観ました。
全く何の予備知識なく、レコメンドリストにあったので観たんですが、いやぁ〜、とっても楽しく観ることができました!
この映画を観終わったら、何だか急に音制がしてみたくなってしまいました♪
『ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢(THE HIGH NOTE)』は、日本でもヒットしたアン・ハサウェイとメリル・ストリープ主演の『プラダを着た悪魔』を彷彿とさせる映画だと称されたりもしているようですが、個人的にはちょっと違う気がします。
もちろん、どちらもとっても楽しめる映画であることには違いありませんし、どちらもサクセスストーリではあります。
ただ、『プラダを着た悪魔』は、アン・ハサウェイ演じるアンドレアが、ファッション誌『ランウェイ』の悪魔のような編集長、ミランダに認めてもらうために奮闘し、一人前のアシスタントに成長していくというストーリー。
一方、『ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢(THE HIGH NOTE)』のダコタ・ジョンソン演じる主人公のマギーは、トップスター、グレースの雑用係でありながら、ストーカー的グレースの大・大・大ファンでもあり、グレースの復活を夢見て彼女の音制プロデューサーを夢見ているというお話。
マギーは相手がトップスターであろうが、彼女の敏腕マネジャーであろうが、著名な音楽プロデューサーであろうが、相手が誰であっても自分の主張を貫く、その揺るぎない強い意志、自分というものをしっかりともっている人物です。
そんな彼女の一貫した姿勢が羨ましくもあり、見習いたいと思ってしまいました・・・。
グレースの雑用係役であるマギーを演じる主演のダコタ・ジョンソンもグラミー賞受賞歌手の大スター、グレース役のトレイシー・エリス・ロスもこの映画を観るまでは知りませんでした。
女優、ダコタ・ジョンソンは、ドン・ジョンソン(米人気TVドラマ『特捜刑事マイアミ・バイス』)とメラニー・グリフィス(『ワーキングガール』)との間に生まれた娘さんだそうです。
そして、トレイシー・エリス・ロスは、な、な、なんと!あのダイアナ・ロスの実娘だとか。スゲー!!どおりで劇中での彼女の歌が半端なかったなぁ〜って思っていました♪
出演者で知っていたのは、モノホンのラッパー、アイス・キューブとマギーの父親役として、現役のローカルラジオDJとして離れて暮らすビル・プルマンさんくらいでした。
でも、この初老のお父さん役を演じるビル・プルマンさんの演技がなんとも渋い!!イイ!!
ビル・プルマンさんといえば、日本では、ウィル・スミス主演の映画『インデペンデンス・デイ』に大統領役で出演していたあの役者さんです、って言ったら分かるでしょうか。
以前、映画のプロモ来日中のビル・プルマンさんに、リッツ・カールトンで30分ほどお時間を頂いてお会いしたことがありますが、とても物静かで、とってもジェントルな方だったという印象が残っています。
こちらの話を小さく頷きながら聞いていた様子が特に印象的でした。
いやぁ〜、この映画でもいい味だされていましたねぇ〜、流石です!
さて、『ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢(THE HIGH NOTE)』は、ストーリーもさることながら、その音楽がとっても良かったと思います♪
ただ、映画のサントラはCDとしてはリリースされておらず、デジタル配信か、アナログLPレコードのみのリリースとなっています。
この映画のサントラは、車で聴きたい!と思えるほど、気持ちいいノリノリ感があるので、ヴァイナルではなく、デジタル音源をウォークマンに転送して楽しみたいと思います♪

So epic!



I bet!



Boo!Boo!Boo!