先日、久しぶりにヨドバシカメラに行ったので、その際、せっかくなので、以前から気になっていた話題のノイズキャンセリング ワイヤレスヘッドホン&ワイヤレスイヤホンを試聴してきました♪
もし、試聴して、「いいじゃん!!」ってなったら購入してもいいかなぁ~、くらいの気持ちで、YouTubeの動画レビューなどでも高評価な機種をピックアップ!順番に試聴してみました。
試聴のポイントは以下の5点。
1:音質
2:ノイズキャンセル性能
3:掛け心地やデザイン
4:使い勝手や機能
5:その他、気になるポイント
ベアリングの音源は、iPhone、再生アプリは、デフォルトプレーヤーとKORG iAudiGateを使用しました。
まずは、気になるヘッドホン、2機種から試聴開始です♪
先手は、ソニー(SONY) WH-1000XM4
デザイン的には先代モデルとの違いが分からないくらいですが、重さは気になりませんし、着け心地も悪くありません。
もう既に多くの方がレビューしている通り、ノイズキャンセルの効き具合は、かなりのレベルだと感じます。これは凄い!!
その昔、ボーズのノイキャンヘッドホンを試聴した際、あの、何とも言えない耳への圧迫感というか、圧力感というか、電車がトンネルに入った時に耳が詰まった感じ、といった一種独特の不快感はほとんど感じられません。それでいて、このノイキャン効果は、ホント、ビックリ!です。何はともあれ、ノイキャン最優先で考えている方には、超オススメの逸品です♪
使い勝手も、物理的スイッチ類が少なく、好感が持てました。
そして、肝心の音質についてですが、これはソニー製品全般的に言えることかもしれませんが、加工された音のように聴こえます。例えば、誇張気味の低音など、EDM系やHIPHOP系音楽には逆に、これくらい味付けされた方がいいのかもしれませんが、個人的にはこのヘッドホンで音楽を楽しみたい、とは思えませんでした。オーケストラ編成のクラシックでは、音場の広がりは感じられませんでした・・・・・。
ただ、繰り返しになりますが、おそらく現行品で手に入るノイキャンワイヤレスヘッドホンとしての完成度は非常に高いので、ハイクオリティなノイキャンを最優先で手に入れたいという方には、これ一択だと断言してもいいくらいの優れた製品だと感じました。
そして後手は、ゼンハイザー(SENNHEISER) MOMENTUM Wireless M3AEBTXL
まず初めて実物を見て思ったのが、「予想より小さい!」でした。同社の広告写真を見ると、「これ、かなりデカい?!」と思っていたからです。この大きさなら問題ないかも!着け心地もWH-1000XM4ほど自然な感じはしませんが、悪くはありません。
ただ、機能的にはソニーのWH-1000XM4と甲乙つけがたいかもしれませんが、大きく違うのは、物理的スイッチ類が多いということ。一昔前のノイキャンワイヤレスヘッドホンそのものといった感じは否めません。せめてボリューム調整くらいはスイッチ操作じゃないようになっていればなぁ〜、と切に感じました。
また、ノイキャン効果はソニーのWH-1000XM4と比較すると、「オマケ程度」に感じてしまいました・・・・・。もちろん、ノイキャン効果はあるのですが、WH-1000XM4を試聴した後だけに、余計に?!中途半端に感じてしまいました。ノイキャン優先度の高い方にはオススメできません。
しかし!音質に関しては、この後出てくるイヤホン含め、断トツで良かった!!と言い切れます。音楽を楽しむためのワイヤレスヘッドホン、としてはかなりオススメできる逸品です。ノイキャンはオマケ機能と思えば、問題もありません。
ただし、MOMENTUM Wireless M3AEBTXLの実売価格は5万円前後します。つまり、高音質で音楽を楽しむことを最優先で考える方には、有線ヘッドホンでもいいのではないか、いや、同価格帯ならもっと好みの音を聴かせてくれる有線ヘッドホン&イヤホンの選択肢があると思います。
何がなんでもワイヤレスヘッドホンで、いい音を楽しみたい!という方には「あり!」かもしれません。デザインもレトロフューチャーな要素があり、カラーもオフホワイトのようなSandy Whiteがオシャレだと思います。まぁ、個人的にはワイヤレスヘッドホンでいい音で音楽を楽しみたい!なら、廃盤にはなりましたが、B&WのP7 Wirelessが好みでした。
さてさて、続いては、今話題のノイキャンワイヤレスイヤホンの中でも人気の機種、ソニー(SONY)のWF-1000XM3、テクニクス(Technics)のEAH-AZ70W、ゼンハイザー(SENNHEISER)のMOMENTUM True Wireless 2、です♬
まずは、ソニー(SONY)のWF-1000XM3から。
今回試聴したイヤホン、3機種ともに共通していることですが、イヤホンとしては、自分には本体が大き過ぎる感じが否めない、というのが強く印象に残ってしまいました。これは、使う以前の問題です。個人的にはかなりの違和感を感じてしまいました。あくまでも個人的感想ですが・・・・・。
さて、WF-1000XM3のサウンドですが、ヘッドホンより、イヤホン、ということもあってか?!低温がかなり誇張されている感じが強いな!というのがファーストインプレッションです。
また、ノイキャン効果は、同社のヘッドホンほどではないにしろ、まずまずの性能レベルに達しているとは感じました。
個人的にはWF-1000XM3を買うくらいなら追い金1万5千円払ってでも同社のWH-1000XM4を買いたいと思いました。
続いては、テクニクス(Technics)のEAH-AZ70W♪
音質は、WH-1000XM4よりフラットで自然な感じがしますが、「感動的な音」、ということは感じることができませんでした。WF-1000XM3同様、YouTube動画のレビューなどを散見していると、絶賛されている動画をいくつか見ましたが、個人的には、ノイキャン機能がマストでないなら、もっと他のイヤホンを選択すると思います。
そして、オーラスはゼンハイザー(SENNHEISER) MOMENTUM True Wireless 2です♬
こちらもヘッドホン同様、その音質にもかなりの頑張りが感じられます。ただ、同社のMOMENTUM Wireless M3AEBTXLと比べると、そのレベルの差は決して小さくはなく、価格差1万3千円前後なら、ヘッドホンをオススメします!
というわけで、駆け足でレビューをまとめてみましたが、試聴前は、良いのがあれば買って帰ってもいいかなぁ〜、な〜んて軽く考えていたのですが、残念ながらそこまで魅力を感じることはできませんでした。
ただ、近い将来、どうしてもワイヤレスが必要だ!ということになれば、B&WのP7 Wirelessがディスコンとなってしまった現在、MOMENTUM Wireless M3AEBTXLをポチってしまうかもしれません・・・・・。
でもその頃には、他社からもさらに上をいく製品がリリースされるかもしれませんから、楽しみは尽きません!(笑)

いつも間にかポチってたりして・・・♬



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ブブブ〜・・・