★ TIGLON チューニングスペーサー「D-REN Pro」導入記

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先日、別件でヨドバシカメラに行く機会があったので、そのついで?!に、前から気になっていたオーディオアクセサリーの在庫があるかどうかをオーディオフロアで探してみると・・・ ありました!ありました!www

それが今回、購入したオーディオアクセサリー、TIGLONのチューニングスペーサー「D-REN Pro」です。

ひとくちにオーディオアクセサリーと言っても、その種類やバリエーションは星の数ほど?!あると言って過言ではありません。ただし、その効果をプラシーボと感じる方もいれば、良くも悪くも音が激変した!と感じる方もいます。

個人的には、これまで散々オーディオアクセサリーには散財した結果、自分好みの音の改善に効果を感じたオーディオアクセサリーの多くは、アコースティックリバイブ製かサンシャイン製、そして、ティグロン製のオーディオアクセサリーでした。

そのなかでもとりわけ気に入っているのが、サンシャインやティグロンからリリースされているマグネシウム素材と取り入れたオーディオアクセサリー製品です。

今回、試しに購入した「D-REN Pro」は、音響機器や楽器用アンプ等の設置環境で生じる複合共振を抑制し、機器本来の性能を引き出すチューニングスペーサーで、ティグロン社の特許技術「マグネシウムシールド」のノウハウを内部に封入し、高い電磁波シールド性能と振動吸収性能を兼ね備えた万能スペーサーです。

メーカーによると、旧モデル(D-REN 黒色)から音質と耐久性能を向上させるため、レコーディングスタジオにてプロミュージシャンとレコーディングエンジニア監修のもと、度重なるテストを繰り返し製作したそうです。

この八角形デザインのチューニングスペーサー「D-REN Pro」ですが、サイズは直径70mmで、厚さは3mm程度とそんなに厚みはありません。

材質は、特殊耐熱性合成ゴムとマグネシウム合金から形成されていて、耐荷重は、30kg/1個なんだそうです。

で、まずは振動にとりわけデリケートなレコードプレーヤーに試すべく、愛用の英国rega製「Planar6」が三点支持なので、「D-REN Pro」の3個入を購入♪

ちなみにレコードプレーヤー「Planar6」はオーディオラック最上段に設置しているのですが、その下部にサンシャイン製の制振シートを敷き、プレーヤー本体の三点の脚部分との間に同じくサンシャイン製の大型マグネシウム製インシュレーターを入れています。

今回購入した「D-REN Pro」は、その大型マグネシウム製インシュレーターの上に敷いて、その上にプレーヤー本体を設置してみました。

さてさて、では、早速、試聴開始です・・・♪

う〜ん、ム、ム、ム・・・おぉー!! すげぇ!全然変わった!!!

いやいや、正直言って、ここまでの変化は期待していませんでしたが、この音質変化は、オーディオにさほど興味のない方が聴いても明らかに違う!変わった!良くなった!と感じるほどのものです♪

やはり、振動に対してデリケートなターンテーブルだけに、「D-REN Pro」による様々な要素から生じる複合共振を抑制する効果が十二分に発揮された結果と言えそうです。

まず、一聴して感じるのが、静寂感と解像度UP、そして自然な音の広がりと空間表現。その全てが嫌味な誇張を感じることなく、ごくごくナチュラルに優しく、心地よく、それでいて力強く表現されるという驚きの展開です!

う〜ん、ここまで変わるとは・・・www

この変化を6千円ほどで手に入れることができるなんて・・・www

というわけで?!「D-REN Pro」の音質改善効果を十二分に体感できたので、さらに4個入りをCDプレーヤー用に即ポチ♪

ティグロン「D-REN Pro」4個入り

で、届いた4個入り「D-REN Pro」をオーディオラックに収まっているCDプレーヤーとサンシャイン製制振シートの間、つまり、CDプレーヤーの脚の下に直接設置してみました。

さて、肝心の再生音ですが・・・。

「ん?! ・・・ ん!? ・・・」

「あれ?! あんまり、変わってない?! ・・・ ん?! なんだかレコードプレーヤーのときと全然違う?! ・・・ (汗)」

う〜ん、やはり、ターンテーブルほどデリケートでない分、効果も薄いのかなぁ〜・・・、な〜んて思いながら、気を取り直して、翌日、改めて聴いてみることにしました・・・。

で、で、で、その結果ですが、いやぁ〜、レコードプレーヤーのときとはまたちょっと異なりますが、メッチャ効果がありました!!!

効果の傾向がちょっと違って、まず、CD特有の?!曲によって高域が若干、耳に刺さるようなトラックでも、程よく角が取れてムリなく程よく抑えられているかのような感じです。

そして、それより驚かされたのが、中域の音の解像度がグググーんとアップして、ハイファイ調というより、例えばジャズなどは、より生々しくて、ヴォーカルものも含め、音の響きに、マイルドでありながら深みやコクが加わった感じで、とっても音のいいアナログレコードを聴いているような感じになりました♪

前日は深夜の試聴で、小音量で聴いていたので、単にこのことに気が付かなかっただけだったのかもしれません・・・www

いやぁ〜、ちょっと衝撃的です・・・。7千円ちょっとの4個入り「D-REN Pro」で、ここまで音質改善効果が得られるとは、正直言って導入前の自分の予想を遥かに超える結果となりました♪

ホント、高音質のアナログレコードを聴いている感覚に近いと思います。凄いっ!!!

こんなことがあるから、オーディオアクセサリー購入はやめられないというか、気になる製品が発売されると、気になって気になって仕方なくなってしまうのです・・・www

まぁ、でも、以前のように散財することも減り、これからは、この塩梅で本来楽しむべく音楽を聴くことに没頭したいと思います♪

STAN GETZ & CHARLIE BYRD – Desafinado

確か2021年頃からだったと記憶しているのですが、米Acoustic Soundsから、ジャズの名門レーベル、Verveの歴史的かつ最高のジャズレコードにフォーカスした、オリジナルのアナログテープからリマスタリングして、180g重量盤LPレコードとしてリリースされ、現在もそのリリースは継続されているのですが、アメリカでのレビューを見る限り、どのタイトルもほぼ満点の高評価となています。

Acoustic Sounds Series | Definitive Audiophile Jazz

自分もこれまでに、ジャズボッサの歴史的名盤、Stan Getz & Joao Gilbertoの『Getz and Gilberto』と、Oscar Peterson Trioの『We Get Requests』を購入して、米Analogue Productions labelからリリースされている同一タイトルのレコードとともに愛聴しています♪

で、そのAcoustic Soundsシリーズから5月にリリースされた歴史的名盤『Jazz Samba/Stan Getz and Charlie Byrd』が手元に届きましたので、早速、試聴してみました♪

購入したAcoustic Soundsシリーズ『Jazz Samba/Stan Getz and Charlie Byrd』

ちなみにこの『Jazz Samba』は、Analogue Productionsからリリースされた45回転盤180g重量盤2枚組も持っているのですが、普段気軽に聴く分にはAcoustic Soundsシリーズの方がイイかなぁ〜って感じです。

サウンド的にはAnalogue Productions盤の方が低域の量感が半端ないのですが、如何せん、45回転なので、こまめに盤をひっくり返す手間が発生します・・・www

なので、今回のAcoustic Sounds盤だとそんなに忙しなく盤を裏返す手間がないし、サウンドも十分イイので、聴き込みたい!というときでない限りは、Acoustic Sounds盤を楽しみたいと思います♪

それにしても、Acoustic Soundsシリーズのこのプロジェクト、音楽ファンにとってはとても有り難い企画です。当時のオリジナル盤などは高価過ぎて買えませんし、程度も微妙かもしれません。

とは言え、Acoustic Soundsシリーズのリマスタリングに使用するオリジナルのアナログテープのコンディションも経年劣化が激しいでしょうから、リマスタリングしても、ある部分の音が切れていたり、ノイズが入っていたりするので、そこは仕方がないかもしれませんが、いずれにしてもこのサウンド(音質)がこの価格で楽しめるのですから、感謝しかありません!あとは円高になってもう少し販売価格がお手頃になってくれることを期待しますwww

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この記事を書いた人

“While my heart is still beating.”

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