★ 真夏の「ロキシー・ミュージック&ブライアン・フェリー」祭り♪

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先日、7月29日、シンコーミュージックから単行本「ロキシー・ミュージック大全」が発売されました♪

イギリスを代表するグラムロック・バンド、ロキシー・ミュージックはマイ・フェイバリット・アーティストです!

なので、当然、発売前からポチっていました♪

イニシャル数はわかりませんが、この手の本は初版を買い逃すと二度と手に入らない可能性もあるので、予約購入必須です。

それにしても版元のシンコーミュージックさんがこのタイミングで、どうしてこのような単行本をリリースされたのかは定かではありませんが、ファンにとっては大変ありがたいことです。ここは素直に感謝しましょう♪

さて、その「ロキシー・ミュージック大全」ですが、実際、手元に届いて、まず驚いたのは、そのサイズの大きさ!

A4版サイズです!デカっ!!

価格が¥3,850だったので、おそらく限られたイニシャル数でリクープするためには、このくらいの価格設定にする必要があるのかなぁ〜、なんて、勝手な推測をしていたのですが、いやいや、どうして、どうして、このサイズと内容のボリュームから考えると、むしろ、安すぎないか?!と思えるほどの良書です!!これはもうバイブル!!と言ってもいいでしょう。

とにかく内容が濃い!し、よくぞここまで、網羅しましたね!と感心させられました♪見て、読んで、最初から最後まで、何回でも読みたくなる貴重な資料本です。まさに「大全」という言葉がピッタリな1冊となっています。凄い!!

読み進めているうちに、ブライアン・フェリーとロキシー・ミュージックのライヴに行ったときの記憶が蘇ってきました。

ブライアン・フェリーのライヴには2度、そして、ロキシー・ミュージックの再結成ライヴには1度、計3回、観ているんですが、中でも一番感激したのが、ロキシー・ミュージックの再結成ライヴでした。

彼らの代表作にして最大のヒットといえば、1982年にリリースされた最後となるスタジオ・アルバム『Avalon』とそのアルバムからのヒットシングル「More Than This」ですが、

「More Than This」/Roxy Music

個人的に一番好きな楽曲は、1974年にリリースされた通算4枚目となるアルバム『Country Life』に収められている「Out of the Blue」です♪

このアルバムには前作の『Stranded』から、ブライアン・イーノ脱退後に後任としてグループに加入した、当時、若干19歳だったエディ・ジョブソンが引き続き参加しているんですが、「Out of the Blue」で彼が弾くエレクトリック・バイオリンの圧巻の演奏に衝撃を受けて以来、生涯の中で一番好きな楽曲となりました♪

2度のブライアン・フェリー単独ライヴでも、この「Out of the Blue」はセットリストに入っていたのですが、残念なことに、楽曲後半となるエディ・ジョブソンのエレクトリック・バイオリンのパート演奏は、エレクトリック・バイオリンではなく、ギターで代役!?という、自分にとっては最低のパフォーマンスで、ガッカリしました・・・・・。

その後、ロキシー・ミュージック再結成ライヴ・ツアーの来日公演に行ったとき、予め、セットリストに「Out of the Blue」が入っていたことはわかっていたのですが、正直、期待はしていませんでした・・・・・。

でも、そのライヴでの「Out of the Blue」は違いました!

サポート・メンバーとして一緒に来日していたキーボート兼エレクトリック・バイオリン担当のLucy Wilkins(ルーシー・ウィルキンス)の「Out of the Blue」での演奏に度肝を抜かされたのです!!

ロキシー・ミュージック唯一のライヴ・アルバム『VIVA!』でのエディ・ジョブソンの演奏を彷彿とさせる圧巻の演奏です!

これほどエキサイティングに、エディ・ジョブソンの演奏を忠実に再現したライヴ・パフォーマンスが観れるなんて!もう、最高!!鳥肌ビンビンでした♪

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「Out of the Blue」/Roxy Music featuring Lucy Wilkins

その後にリリースされた、彼女が参加しているロキシー・ミュージック再結成ライヴDVD『Live at Apollo』を何回繰り返して観たことか♪

そして、単行本「ロキシー・ミュージック大全」が発売された翌日の7月30日、今度は、ロキシー・ミュージックのボーカリスト、ブライアン・フェリーの1985年リリースの通算6枚目となるソロ・アルバム『Boys And Girls』のアナログ・レコード(外盤)が発売されました♪

このアルバム、当時としては錚々たるメンバーが参加しています!ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーやピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアをはじめ、ナイル・ロジャース、キース・スコット、ニール・ハバードなどなど、一流ギタリストたちが参加しています。

「Don’t Stop The Dance」/Bryan Ferry
「Slave To Love」/Bryan Ferry

こちらも、何故、このタイミングでリリースされたのかはよくわかりませんが、外盤(輸入盤)のため、いつ手に入らなくなるかわからないので、リリースが発表になった段階で事前にポチっておりました♪

今回のバージョンは、英アビー・ロード・スタジオのフランク・アークライトによる、オリジナル・マスター・テープからの最新リマスター及びカッティング&180g重量盤ということで、そのサウンドのクオリティがどうなのか、楽しみです♪

実際、手にしてみると、「ブライアン・フェリーの監修によるブラッシュ・アップを施されたLPアートワーク。」という事になっているんですが、プリントの解像度は粗々で、思わず「ホントに?!」と疑ってしまいました・・・(苦笑)

ただ、外盤の割に?!盤の反りやスレは一切なく、プレス状態は非常に良好です♪

で、早速、試聴してみたのですが、1曲目の「Sensation」を聴いた瞬間、「えっ!?マジ!?」って感じで、思わずソファーから立ち上がってしまいました♪

「これって、まるで、新録?!って思えるほどのフレッシュなサウンドなんだけど・・・!!」

いやぁ〜、驚きました。

このアルバムの12inchヴァイナルは何枚か持っているんですが、一番、音が良いんじゃないでしょうか。う〜ん、ポチっておいて大正解でした♪

そして、もう一枚。こちらは少し前、6月23日に発売されたロキシー・ミュージックとブライアン・フェリーのヒット曲を収録した1986年リリースのベスト・アルバム『ストリート・ライフ』のハイレゾCD(MQA−CD+UHQC)仕様(限定盤)です。

このハイレゾCDは、英オリジナル・デジタル・テープを基にした2021年DSDマスターを352.8kHz/24bitに変換した音源を収録しています。

このベスト盤の最大の売りは、ジョン・レノン追悼シングル「ジェラス・ガイ」が収録されているということではないでしょうか。

「Jealous Guy」/Roxy Music

ちなみこのアルバムに収録されている「ジェラス・ガイ」はスタジオ・レコーディング・バージョンですが、個人的には、1983年の来日公演に合わせてリリースされた4曲入りのミニ・ライヴ・アルバム『ザ・ハイ・ロード』に収録されているラス曲「ジェラス・ガイ」が大好きです♪

ブライアン・フェリーの生口笛、最高です!

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『The High Road』/Roxy Music

で、肝心の音質ですが、やはり、他のハイレゾCD(MQA−CD+UHQC)仕様盤同様、少し、高域が強調されているように感じます。

ただし、ベスト・アルバム『ストリート・ライフ』単体でみれば、過去にリリースされたCDやレコードのどれよりも音質は優れているのではないかと思います。

フィジカルに関しては、ロキシー・ミュージックとブライアン・フェリーのオリジナル・アルバムはリマスター盤などの再販盤も含め、何枚買ったかわかりません。(苦笑)

ブートレグ含め、自宅のライブラリーには、ロキシー・ミュージックとブライアン・フェリーの専用?!コーナーができるほど溢れかえっています・・・・・(汗)

そして、その中でも、家宝!?としている愛聴盤の2枚がこのHybrid SACD盤です♪

『AVALON』/Roxy Music,『BOYS AND GIRLS』/Bryan Ferry

おそらく、今後もでしょうが、このHybrid SACD盤の音質を超えるものは出てこないと思います。そのくらいパーフェクトな音質です!是非とも、次は、この2枚のHybrid SACD盤の再発をお願いしたいものです。

でも、ホント、単行本「ロキシー・ミュージック大全」をリリースしたシンコーミュージックさんには感謝です!

パーソン

“While my heart is still beating.”

ニコラス

Great!

ダブ

Boo!Boo!Boo!

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この記事を書いた人

“While my heart is still beating.”

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