★ ナタリー・コールのグラミー賞受賞アルバム『Unforgettable…With Love(邦題:アンフォゲッタブル)』30周年記念エディション試聴レビュー♪

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今は亡きアメリカを代表する女性SSWのひとり、ナタリー・コールさんの1991年にリリースされた世界的大ヒット・アルバム『Unforgettable…With Love(邦題:アンフォゲッタブル)』のリリース30周年記念エディションが届いたので、早速、オリジナル盤との比較試聴をしてみました♪

Natalie Cole – Unforgettable…With Love – Trailer

このアルバムには彼女の父であり、アメリカを代表するジャズ・ピアニストで歌手のナット・キング・コールさんの生前にレコーディングされていたヴォーカルと対話形式(オーバーダビング)にデュエットを実現させたヒット曲「Unforgettable(アンフォゲッタブル)」をはじめ、全22曲のおなじみのトラックが収録されています。

グラミー賞では7部門を受賞するなど、名実ともに歴史的名盤として今なお愛され続けている素晴らしいアルバムです♪

そのアルバム『Unforgettable…With Love(邦題:アンフォゲッタブル)』のアルバム・リリース30周年を記念して発売となった今回の30周年記念エディションのエポックは何と言っても、リマスタリング盤ということと、新たにボーナストラックとして「At Last」と「Cottage For Sale」の2曲が収録されているという点です。

ファンにとってはそれだけではなく、この30周年記念エディション盤のフィジカルがCDだけではなく、2枚組180g重量盤アナログレコードもリリースされているということも嬉しいですよね♪

さて、気になるリマスタリング音源についてですが、リマスタリングに使用された元となった音源が何かということが一切クレジットされていないのが残念です。リマスタリングを担当したエンジニアと思しき名前はクレジットされていますが・・・。

もともとこのアルバム『Unforgettable…With Love(邦題:アンフォゲッタブル)』の音質は、オリジナル盤を今聴いても素晴らしい音質で、何ら文句のつけようがないと思います。

そう思いながら、そのオリジナル盤のCDと今回リリースされた30周年記念エディション盤CDとを聴き比べてみることにしました。

まずはオリジナル盤を一通り聴き直したあと、いよいよ30周年記念エディション盤を聴いてみました・・・。

ファーストインプレッションとしては、まず、リマスタリング盤だと一聴して感じ取れる点としてよくあることですが、音圧が明らかにオリジナル盤より大きくなっています。

その効果かどうかはわかりませんが、リマスタリング盤の方がより立体的に包み込まれるように前方上方を中心に広がって聴くことができます。

より大きなステージで歌っているようにも聴こえます。

ただその一方で、今回の試聴環境にも一因があるのかもしれませんが、曲によってはごく僅かにヒスノイズっぽく聴こえる箇所があったのが個人的には少し気にはなりました。もしかしたらリマスタリングに用いた元音源の劣化などに起因しているのでしょうか・・・。

とは言え、このアルバムが愛聴盤だという方には一聴の価値は十分ある記念盤だと思いますし、今回のリリースではじめてこのアルバムを知ったというリスナーがひとりでも増えれば、それだけで今回のリリースに大きな価値があったと言えると思います。

ちなみに、オリジナル盤のCDとLPレコードとの比較試聴だと、CDは、どこまでも澄んでいて透明感があり、誰が聴いても美しいサウンド(音楽)だと認識できるはずです。内容も音質も素晴らしい作品だと改めて感じました♪

かたや2枚組LPレコード盤ですが、パーソンが所有するオリジナル盤はUK盤で、おそらくこのアルバムの日本盤LPレコードは存在しないとは思いますが、そのサウンドはCDとは異なり、どこまでも優しく、リアルな空気感や響きの良さを堪能できます♪

今ではなかなかオリジナル盤のLPレコードを見つけるのは難しいかもしれませんが、今回の30周年記念エディション盤のLPレコードなら、まだ探せば入手可能だと思いますので、興味のある方は是非!

あっ!あと、気になる点が1点・・・。

オリジナル盤のCDが全22曲入りで収録時間が73分15秒に対し、30周年記念エディション盤のCDはボーナストラック2曲を含む全24曲入で、収録時間が79分34秒と、一般的に言われているCDの収録時間リミットである74分を超えています。

そのためか、使用するCDプレーヤーによっては読み取りエラーが出る可能性があります。事実、パーソンのCDプレーヤーの場合、何度かに一度、読み取りエラーが発生しました。

と言っても、今回収録されたボーナストラック2曲を聴かない手はないと思いますので、そんなに大きな問題でもないとは思っています。

最後に、嬉しかったのは、名プロデューサーであるデイヴィッド・フォスターさんからのコメントがライナーノーツに掲載されていたことでしょうか。

本当に素晴らしいアルバムです♪

パーソン

NO MUSIC, NO LIFE!

ニコラス

That’s exactly right!

ダブ

Boo!Boo!Boo!

Unforgettable (Duet with Nat King Cole)

オーバーダビングによるレコーディングで、父と娘の夢の共演、本当に素晴らしい一曲に仕上がっていますよね♪

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この記事を書いた人

“While my heart is still beating.”

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