★ SAECのレコードスタビライザー「SRS-9」購入レビュー♪

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英国の人気オーディオメーカー、Regaのベルトドライブ式のレコードプレーヤー「Planar6」で、相変わらず、お気に入りアルバムのヴァイナルを楽しんでおります♪

「Planar6」購入後、すぐに同社のMCカートリッジ「Ania」を取り寄せたわけですが、

併せて「Planar6」用にオーディオアクセサリーも追加購入しました。

まずは、個人的には定番アイテムとなっているサンシャイン製の「超薄型制振シート B50」です。

サンシャイン製の「超薄型制振シート B50」

本当は「V50」が良かったのですが、メーカー長期欠品中のようで、今回は「A50」を選択。

ちなみに「V50」はプリメインアンプとCDプレーヤーに使用していますが、その効果には大変満足しています♪

で、昨年からずっと気になっていた日本のオーディオアクセサリーメーカー、SAEC製のレコードスタビライザー「SRS-9」を、「Planar6」を手に入れたので、思い切って導入することにしました♪

SAEC製のレコードスタビライザー「SRS-9」

「思い切って」というのは、その価格が決して安くないと思っていたからです・・・。レコードスタビライザー「SRS-9」のメーカー希望小売価格は¥42,900(税込)です。

とは言え、このレコードスタビライザー「SRS-9」のネットなどでの評価がすこぶる良いので、やはり気になってしまいます・・・www

ターンテーブル用オーディオアクセサリーとしては、昨年購入したアコースティックリバイブ製ターンテーブルシート「RTS-30」の効果が予想以上に良かったので、ならば、今度はレコードスタビライザーかなぁ〜・・・と思っていたので・・・。

もう、一度気になりだしたら夜も眠れませんwww というのは少々大げさですが、それでもターンテーブルシート「RTS-30」が大正解だったので、ならば、今度はレコードスタビライザーでしょう!というわけです・・・www

ネットを中心として高評価を得ているSAEC製のレコードスタビライザー「SRS-9」ですが、既にオーディオ賞も受賞しています。

さて、今回導入したSAEC製のレコードスタビライザー「SRS-9」ですが、メーカーの商品説明によりますと、

SRS-9はこれまでの製品にはない、SVM(Suppress Vibration Material)機構を採用した革新的なレコードスタビライザーです。
SVM機構とは、9個のステンレス製のセパレートウエイトを搭載するその構造に特徴があり、レコードの盤面の微細なそりに応じてそれぞれのウエイトが最適な荷重を与えるため、レコード盤全体をフラットに保ち、効果的に振動を抑制することができます。
またこうした方法を用いることで、カートリッジの針先がレコード溝をトレースする際、針先に与える余計な振動から解放され、音溝に刻まれた信号を余すことなくピックアップすることが可能になります。
その結果、S/N比が高まるとともに空間の表現力も向上、優れた音を構築します。また、重量を300g以下に抑えた設計とすることで、トルクの弱いレコードプレーヤーでも軸受に無理な負荷をかけることなく安心してお使いいただけます。

とのこと。

Rega「Planar6」は、ベルトドライブ式のレコードプレーヤーなので、あまり重量級のスタビライザーは使いたくありませんが、「SRS-9」は重量298gということで、以前使用していたオヤイデ製レコードスタビライザー「STB-HWX」の重量が740gなので、重さだけを見れば半分以下ということになります。まぁ、「STB-HWX」はダイレクトドライブ式のTechnics SL-1200シリーズで使っていたので重量は気にしていなかったのですが。

とは言え、やはり重要なのはその効果です。

実際、実物を手にしていると、重量298gと言えども、重さはそれなりに感じます。個人的にはそれほど軽いなぁ〜とは感じません。ただ、スタビライザーなので、軽すぎるほうがその効果に不安を覚えるかもしれません。

ビジュアル的には、造りの精度も含めて、良さげに感じます。

で、早速、ターンテーブルシート「RTS-30」と併せてレコードを聴いてみての率直な感想ですが、まずすぐに気がつくのが、「RTS-30」の静寂性や音の広がり感はそのままに、加えて音の輪郭がよりハッキリと聴こえるようになり、全体的にサウンドがより一層クリアになったように感じます♪

「RTS-30」単体での使用でもその傾向は変わりませんでした。なので、単体での使用でも十分オススメできます。

もしかしたら同社のソリッドターンテーブルマット「SS-300Mk2」との併用だったらまた違った効果が得られるのかもしれませんが、ターンテーブルシートに関しては「RTS-30」が個人的にはベストバイなので、今はこの組み合わせでとても満足しています♪

ただ、ターンテーブルシート「RTS-30」の重量が355gで、レコードスタビライザー「SRS-9」が298g、トータルで653gにもなるので、ベルトドライブ式のレコードプレーヤー「Planar6」への負担が心配ではあります・・・。

ということで、たまには純正のターンテーブルシートだけに戻してお気に入りのヴァイナルを愉しむ♪ってことになるかもしれませんが、SAEC製レコードスタビライザー「SRS-9」の効果に対するネットなどでの高評価は、間違いなかったということを確認できたことは事実ですwww

最後に、では、アコリバ製ターンテーブルシート「RTS-30」とSAEC製レコードスタビライザー「SRS-9」のどちらか1つを選ぶとしたら?と問われると、自分的にはアコリバ製ターンテーブルシート「RTS-30」をオススメします。おそらく、誰が聴いても「RTS-30」を使った場合とそうでない場合の音質の差がよりハッキリと分かるのが「RTS-30」だと思うからです。導入当初の、あのゴム的な特有のニオイも今は全く感じなくなりましたし・・・www

まぁ、いずれにしても自分のオーディオ環境下においては、ターンテーブルシート「RTS-30」もレコードスタビライザー「SRS-9」も十二分の効果を発揮してくれたことは確かです。

問題はその価格ということになるかもしれませんが、両メーカーの商品開発における知る由もないイニシャルコストや製造・販売数などを想像すると、決して高いとは言えないのではないでしょうか。

なので、最終的には買う側の判断だと思います。高いけど、その効果を手にしたい!と思えるかどうかですが、少なくとも自分にとっては、この両者に出会えて良かったと思っています。

Toto – Africa (Official HD Video)

Regaのベルトドライブ式のレコードプレーヤー「Planar6」購入以来、ヴァイナル音楽鑑賞三昧の日々を送っているわけですが、そのため?!レコードの購入も新品・中古問わず増え続けています・・・www

もちろん、最近リリースされた新譜のLP盤を買うこともあるのですが、もっぱら触手が伸びるのは、1980年代〜1990年代頃の洋楽やそれ以前のジャズの名盤になります。

その中で「一度、レコードで聴いてみたいなぁ〜」と思っていたのが、アメリカを代表するロックバンド、TOTOの1982年にリリースされた全米No.1ヒットアルバム『TOTO IV〜聖なる剣』に収録されているヒットシングル「Africa」です。

実は、この『TOTO IV〜聖なる剣』に関しては、昨年、40周年記念デラックス・エディション(SACD5.1chハイブリッド盤)が発売されたので、購入するかどうか迷ったのですが、価格が約5,000円もするのと、必要性を感じないグッズが多数付属しているので、見合わせることにしていました。

そんな中、見つけたのが、日本盤としても完全生産限定盤としてリリースされていた彼らのベストアルバム『40トリップス・アラウンド・ザ・サン 〜グレイテスト・ヒッツ〜』の2枚組アナログレコード盤でした。

『40トリップス・アラウンド・ザ・サン 〜グレイテスト・ヒッツ〜』

このベストアルバムに収録されている曲は、新曲3曲を除き、全て2017年の最新リマスター音源となっているわけですが、このアルバムのCDのネットでのレビューを見ていると、「スゴく音がいい!」という書き込みが多く見られます。しかもベスト盤なので、彼らの数々のヒット曲がコンパイルされているわけですから、ファンならずとも気になる存在ですし、もちろん「Africa」も収録されています。

というわけで、とりあえず?!このベストアルバムのCDをポチってみました・・・www ちなみに日本盤のみBlu-SpecCD2仕様だったので、国内盤をチョイス♪

で、届いたCDを再生してビックリ〜っ!!

いやいや、ネットでのレビューは大げさでもなんでもなく、本当に素晴らしい音質でした!とりわけ聴きたかった「Africa」のサウンドは、まさに「音の玉手箱?!」と言えばいいのでしょうか、とにかく、「こんな音が入っていたのかぁ!サウンドの緻密さもよくわかるなぁ〜」といった驚きを感じながら何度も聴き入ってしまいました・・・♪

まぁ、そんなこんなでCDを試聴後、このベストアルバム『40トリップス・アラウンド・ザ・サン 〜グレイテスト・ヒッツ〜』の2枚組アナログレコード盤を速攻でポチったわけですが、CDで感じたハイレゾ感とはまた違い、非常に響きの良い豊かなサウンドが堪能できたので、またまた、レコードの魅力、そして奥深さのようなものを実感した次第であります♪

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この記事を書いた人

“While my heart is still beating.”

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