いやぁ〜、久しぶりに魂を揺さぶられる映画を観ました!
昨年開催されたアンダーグラウンド・ロック・ドキュメンタリー・フィルム・フェスティバル『UNDERDOGS』で、ジョーン・ジェットの半生を描いた日本初上映ドキュメンタリー映画『ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション』です。

残念ながら、コロナ禍での自粛のため、劇場鑑賞を断念したのですが、うれしいことに、Amazon Prime Videoで有料配信がスタートしたんです!ヤッターっ!!
というわけで、早速、視聴開始♪ でもって、もしかしたら、国内盤DVDがリリースされていないかどうか、ググってみると、なっ、なっ、なんと!あるではないですか!ヤッターっ!!
この映画のDVDとBlu-rayをリリースしてくれたキングレコードさんには、マジで、ホントに感謝!です。
イニシャル分で廃盤になる可能性大なので、即行でポチりました♬
本編95分のドキュメンタリー映画でしたが、立て続けに3回も観てしまいました・・・・・♥
これまでに、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツのライヴは3度観ているのですが、その時の彼女の激アツのステージ・パフォーマンスが鮮明に蘇ってきた気がしました。
最後に観たステージは、渋谷クラブクアトロでした。オールスタンディングだったので、彼女との距離は5mもないくらいの至近距離で、その表情もハッキリと分かる位置で観ることができて、我を忘れてシャウトしまくっていたと思います・・・・・(苦笑)
そして、この映画にも出演しているデビー・ハリー(デボラ・ハリー)率いるブロンディ(BLONDIE)のライヴを観たのも渋谷クラブクアトロでした♪
ジョーン・ジェットとデボラ・ハリーが交流があったということを知ったのは、昨年、日本でも出版されたデビー著書「フェイス・イット デボラ・ハリー自伝」でした。

しかも、しかも、プリテンダーズのクリッシー・ハインドとも直接、交流があったということも知り、ちょっとビックリ!しかも、ジョーン・ジェットの自宅にクリッシー・ハインドが出入りしていたという事実も今回の映画で知り、かなりビックリ!!
アイラインてんこ盛り?!のジョーン・ジェットとデボラ・ハリーとクリッシー・ハインドの3人は、それぞれの音楽はもちろんのこと、その生き様やルックス含め、個人的には、全てが永遠の憧れ的存在です!
長年、個人的にも愛用させていただいているファッション・ブランド、ヒステリックグラマーでは、ザ・ランナウェイズとジョーン・ジェット、ブロンディのデボラ・ハリーをフィーチャーしていましたね。流石です!
余談ですが、ヒステリックグラマーはカタログ用の写真撮影に、ファッション・フォトグラファーのエレン・フォン・アンワースを起用するなど、個人的に大好きなアーティストを数々フィーチャーしているので、北村信彦さんに大いに共感できますし、リスペクトしています!
さてさて、話は映画に戻りますが、2010年に公開された映画『ランナウェイズ』を観れば、ザ・ランナウェイズ時代のことは、おおよそわかるので、その当時を回顧するジョーン・ジェットやシェリー・カリー(チェリー・カリー)の話を聞いていても、そんなには驚きませんでしたが、喧嘩別れしたシェリー・カリー本人が、このドキュメンタリー映画に出演していたことに何より驚かされました。
また、映画『ランナウェイズ』で、ジョーン・ジェットに扮したクリステン・スチュワートや映画『愛と栄光への日々』でジョーンが共演した、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で一躍スターになったマイケル・J・フォックスをはじめ、イギー・ポップやGREEN DAYのビリー・ジョー・アームストロング、さらにはジョーン・ジェットの実姉などなど、すごい面々がインタビューに応えています。
それでも、このドキュメンタリ映画を観れば観るほど、ジョーン・ジェットという、正真正銘、真のロックンローラーとしての壮絶な生き様の一端に触れることができ、ただただ、音楽を通して、このような偉大なひとりのアーティストに出逢えたことに感謝です!
映画の後半に出演していたアメリカ元国連大使、ニッキー・ヘイリーは、ジョーン・ジェットのファンだそうで、後任の国連大使に対して、尊敬するジョーン・ジェットの言葉を贈ったそうです。
「Be yourself.That’s the way you’re supposed to be.(自分でいることがあるべき姿)」(ヒアリングに自信がありませんが、多分こう言われていたと思います・・・。)
この言葉は、おそらく、
ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツの1984年リリースのアルバム『Glorious Results Of A Misspent Youth 』に収録されている楽曲「I Can’t Control Myself」の一節、
「It makes me be what I’m supposed to be.(自分が本来あるべき姿になるわよ)」から引用したのではないかと思います。
そういう生き方は、ある意味、理想でもあり、でも、実現させるためには多くのものを失うこともあるというのが、今回、この映画を観て強く感じました。
「誰にだってなれる」と母から教えられ、その生き方を全うしているジョーン・ジェット。
生きるってことは大変なことかもしれませんが、たった一度の人生、自分に正直に生きなきゃな、って思います。
We love Joan Jett and her music.So,I love Rock’N’roll!
追伸:
上映当時のスタンリー・キューブリック監督の名作『時計じかけのオレンジ』を観て、「これこそ、ザ・ランナウェイズだよ!」だって。なんだか、この話を聞いて、勝手に?!通じ合ってる感じがして、嬉しくなっちゃいました!まぁ、一方的で恐縮ですが・・・・・(苦笑)

I Love Rock’N’Roll♥



Yeah!We Love Rock’N’Roll♥



Boo♥Boo♥Boo♥



