先月、3月21日、大滝詠一さんの歴史的名盤『A LONG VACATION』のリリースから40周年を記念したリマスター盤がリリースされました。
今回は特に、アナログレコード盤があるということで、ヴァイナル一択です♪ただ、個人的にはカセットテープも欲しかったというのが正直なところです。
是非とも、自前のNakamichiのカセットデッキで聴いてみたかったなぁ〜・・・。
まぁ、それはさておき、今回はLPレコードのお話です。
すでに「40th Anniversary Edition盤」の試聴レビューは、当ブログでもご報告した通りですが、今回はその「オリジナル盤」との比較試聴レビューを少々・・・♪

実は、『A LONG VACATION』の「オリジナル盤」は、てっきり実家のライブラリーにあるものだと思い込んでいたのですが、この週末、ちょっと自宅のレコード・ライブラリーを整理していたら、なっ!なっ!なんと!『A LONG VACATION』の「オリジナル盤」を発見!
というわけで、これは聴き比べないと!と思い、早速、聴き比べをしてみることにしてみました♪
『A LONG VACATION 40th Anniversary Edition (完全生産限定盤)/大滝詠一』アナログLPレコードは、過去最高音質!!とお話しましたが、今回、改めて「オリジナル盤」のヴァイナルを聴いて、まず思ったのは、アルバム『A LONG VACATION』は、実のところ、CDよりレコードの方が「音」がいいんじゃないか!?ということです。
桑田佳祐さんのソロ・アルバム『Keisuke Kuwata』のレコードを初めて聴いたときの感じとすごく似ているように思いました。『Keisuke Kuwata』もCDよりレコードの方が圧倒的に「音」がいい!と感じたからです。
そんなこともあって、桑田佳祐さんのソロ・アルバム『Keisuke Kuwata』のレコード盤は2枚所有しています♪ www
まぁ、これはあくまでも個人的感想なので、聴く人によったり、聴く環境(オーディオシステムなど)にもよるのかもしれませんが、どちらのタイトルもレコードで聴くと、このサウンドがスタジオで造られたサウンドに近いんじゃないかって想像してしまいます。
さて、本題に移りますが、その『A LONG VACATION』の「40th Anniversary Edition盤」と「オリジナル盤」の聴き比べ、ですが、個人的には「40th Anniversary Edition盤」の方が、好みのサウンドでした。
正直、どちらのサウンドも素晴らしいのですが、 「40th Anniversary Edition盤」は、まず、ヴォーカルがより前に出ている感じで聴きやすく、それでいて、バックトラック(演奏)が後退することなく、バランス良く聴くことができます。そしてなにより、リズムがより弾むように聴こえて、聴いていて心が躍るというか、楽しくなってくるのです。
「オリジナル盤」も負けず劣らずの素晴らしい再生音なのですが、「40th Anniversary Edition盤」を聴いた後だと、妙にきれいにまとまり過ぎているというか、いい意味でも「40th Anniversary Edition盤」は、なにか「音」が解き放たれているかのような広がりというか、自由な開放感のようなものを感じます♪聴いていて気持ちいいです!とっても!
それにして1981年にリリースされた「オリジナル盤」LPレコードのサウンドの完成度の高さに、40年経った今、こうして聴き直してみると、改めて驚かされます。
余談になりますが、フォントや印刷の位置、レコードナンバー(1234)など、今回の「40th Anniversary Edition盤」は「オリジナル盤」をかなり忠実に再現していることがよくわかりますよね。




I love vinyl!



Me,too!



Boo!Boo!Boo!



