個人的偏見?!なのかもしれませんが、数ある輸入車の中でもフランス車のシトロエンと聞くと、一部のエンスージアストが乗っているクルマという印象を持っていました・・・。
強烈な独創性をもつアバンギャルドなデザインだけでなく、ハイドロニューマチック・サスペンションといった独自の技術やゼニスウィンドウといった空間演出を取り入れることによる、他では得られない個性が魅力となっていると思います。
ただ、ここ数年、特に、NEW C3のフルモデルチェンジを皮切りに、C5 AIRCROSS SUV、C3 AIRCROSS SUV、BERLINGOと立て続けに新型車種が日本にも導入され、かつてないほどの好調なセールスを続けているそうです。


事実、街中でも、プジョーやルノーだけでなく、シトロエンの最新車種をよく見かけるようになりました♪
ちなみに、いま一番ホットな車種は、ベルランゴのようで、シトロンの全販売車種の5割はベルランゴじゃないかなぁ〜、とのことでした。

いやぁ〜、こうして、走っているクルマのバリエーションが増えるだけで、なんだか街の風景というか、雰囲気が変わったように感じます♪イイですよね♬
さて、そんなシトロエンが、年明け早々、新たに、フルモデルチェンジを果たした「NEW C4とE-C4」の販売を開始しました!
というわけで、ちょっとドライヴがてら、実車を見に行ってきました♪
まずなんと言っても印象的なのが、その内外装です。
エクステリアに関しては、フロント、リアとも、何にも似ていない、極めてオリジナリティ溢れる造形で、ここのところのシトロエンの流れをくんだデザインになっています。
サイズ感は、全長が4,375mm、全幅が1,800mm、全高が1,530mmと、日本の道路事情に合っていると思います。
ただ、後席の足元空間と頭上空間はそれほど余裕がないので、国産車の車内空間に慣れてしまっている方はちょっとビックリするかもしれません。

EVモデルは別として、内燃機関に関しては、1.5Lのディーゼルターボエンジンと1.2Lのガゾリンターボエンジンが選べる点が嬉しいですよね。しかもどちらにも8速オートマチック・トランスミッションが採用されています。ようやく、プジョーと同じになってよかったですよね。
ディーゼルはベルランゴに搭載されているエンジンと同じなので、パワーに不足を感じることはないと思います。また、ガソリンにしても定評のあるお馴染みのエンジンなので、どちらを選択しても後悔することはないでしょう。
さらに、サスペンションにはC5 AIRCROSS SUVで好評の「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション」が採用されているので、乗り心地にも期待がもてそうです。
そして、いずれのエンジンのSHINEグレードにも、スライディングガラスサンルーフが標準装備となっています。個人的にはパノラミックルーフじゃないのが少し残念な気がしました・・・。
また、これまで懸念材料のひとつとなっていたヘッドライトも、マイナーチェンジしたC5 AIRCROSS SUVやC3 AIRCROSS SUVと同じく、LEDヘッドライトがデフォルトになっている点も見逃せません。
革巻きステアリングにステアリングヒーター機能が搭載されたことは良いのですが、個人的にはレザー仕様のシートは「ちょっとなぁ〜・・・」と言った感じで、ここはやはりファブリックの方が良かったんじゃないかなぁ〜と思います・・・。

いずれにしても、今回リリースされた「シトロエン NEW C4」の一番のエポックは、なんと言ってもその販売価格じゃないでしょうか。
これだけの個性豊かな内外装のデザイン、充実した走りを予感させる装備と空間演出にもかかわらず、上級グレードのSHINEのガソリン車が325万円〜で、ディーゼル車が345万円〜という、かなり戦略的な価格設定には正直、驚かされました。
ドイツ車が軒並み高額になっていく中、この価格なら、国産車と十分競争力をもって勝負できそうです。っていうか、やはり、シトロエンに関しては、比較対象の選択肢の一つというよりは、指名買いや一目惚れって感じが強いかもしれませんが・・・。
早く、街中を走る「シトロエン NEW C4」の姿を見たいものです♪
な〜んて、言いながら、今年日本での発売が決まっているプジョーの新型308も早く実車を見て、試乗してみたい!と思っている今日このごろなのでありますwww


You’ll have a blast!



I hope so!



Boo!Boo!Boo!
昨日、トーキング・ヘッズのフロントマンのデイヴィッド・バーンさんによる話題のブロードウェイショーをスパイク・リー監督が映画化した作品『アメリカン・ユートピア』を観ました。
とにかく、この映画、ネットなどでのレビューが軒並み高評価だったので、観るのが楽しみでした♪
で、実際観てみると、いやぁ〜、まずは、デイヴィッド・バーンさん、御年69歳とは思えない歌いっぷりにビックリさせられました!
そして、世界中から集めた選りすぐりのアーティストたちによるマーチングバンド形式での圧巻の演奏は、「これ、絶対ナマで観たい!」と思わせるほどのパフォーマンスでした♪ スゴイ!!
きっかけは、2018年に発表されたデイヴィッド・バーンさんのソロ・アルバム「アメリカン・ユートピア」でした。
このアルバム・リリースに伴うワールドツアー後、2019年にスタートしたブロードウェイのショーが大評判となったそうなのですが、世界的コロナ禍のため再演を熱望されながら幻となった伝説のショーを映画化したというわけです。
単なる音楽ライヴではなく、こんなエンターテイメント・ショー的演出は、まさにアメリカならでは!と感じさせられます。
この『アメリカン・ユートピア』のラストを飾るトーキングヘッズの名曲「Road to Nowhere」を聴きながら、気ままにのんびりとドライヴを楽しみたいと思います♪